[CapitalCityfootball]FC東京監督候補、クラモフスキー監督とはどのような監督か。簡易的に情報を得たい方へ。

FC東京

2023/6/14にFC東京でアルベル監督の解任が発表された。

twitterの情報によると次の監督候補は片野坂監督(前ガンバ)、リカルド・ロドリゲス監督(前浦和)、そしてピーター・クラモフスキー監督(前モンティディオ山形)である。

クラモフスキー監督のみJ2のを主戦場としているかつ最有力候補に挙がっているということでまとめてみた。

出身

 オーストラリア国籍の監督であり、アンジェ・ポステコグルー時代の横浜・Fマリノスでヘッドコーチを務めていた。

 戦績等はwikiから→ピーター・クラモフスキー – Wikipedia

戦術

この記事を読んでいる方が一番気になるのはこの戦術の部分であろう。簡潔的にしたべたものだが役に立てば嬉しい。

クラモフスキー監督の使用フォーメーションは4-4-2又は4-2-3-1である。

 「ハイテンポなポゼッションフットボールで畳みかけ、サイドバックは攻撃時にセントラルMF的に振る舞うこともある」

引用:「J1でもJ2でも、私がやることは同じだ」モンテディオ山形を覚醒させたクラモフスキー監督 戦術以上にアツい“人心掌握と強度” – Jリーグ – Number Web – ナンバー (bunshun.jp)

この引用した記事からわかるように、基本的には前監督アルベルと変わらないポジションサッカー。FC東京フロントのポジションサッカーに向かっていく志向は変わらなさそうである。

一方で、重要なのがサイドバックがセントラルMF的に振る舞うということだ。モダンサッカーに詳しい方ならわかるかもしれないがこれは「偽サイドバック」という戦術であり、マンチェスター・Cが少し前までよく行っていた戦術である。(今はWMフォーメーションを使用している)

この戦術を簡易的に説明する。

まず偽サイドバックは4-3-3で行うイメージが強い。

4-3-3フォーメーションの一般的は弱点は森重、木本選手2CBの前かつアンカー東の左右。このスペースを自由に使われることが多い。

実際、サイドを上がった選手がマイナスの折り返しでバイタルエリアの森重、木本の前の選手に渡しシュートからの失点というパターンは多くの方が目にしていると思う。

そのシーンはカウンター時に多く見られ、日本ではサイドからの崩しが目立つが欧州では中央の崩しが多いためサイドバックを中央に絞らせ(疑似IH化)、IH(インサイドハーフ:安部松木の位置)を上がらせる。

SBをアンカー脇に置くことでビルドアップ時に展開しやすくさせ、非カウンター時に対応できる形にした。

しかし、使用フォーメーションが4-4-2(4-2-3-1)ということで少し系統が変わり、以下のようになるのかなと予想。

<基本>

<可変>

勝手なイメージですが、このような形に攻撃時になるのではないでしょうか。

メリット

  • 中央の非カウンター耐性が上がる。
  • IHor2ボランチの一方がより攻撃に参加できる。
  • 中央有利を前線の選手が行わなくても形成できる。
  • 無理にSBが前線に上がらなくてもよいため戻りが早くなる。

デメリット

  • サイド攻撃で攻略されやすくなる。
  • 戦術の落とし込みにまた時間はかかる。
  • SBのインテリジェンスに左右されるため戦術適性がはっきり分かれる。
  • SBにプレスがかかるためそれを回避する能力がSBに求められる。

感想

もしクラモフスキー監督に代われば、少し新しい戦術スタイルに変更される可能性がある。

個人的にクラモフスキー監督に交代することに対し賛成かというと、ベストな交代ではないのかなと思う。

理由としてはクロスから崩されるシーンが多く、サイド攻撃に対し今のFC東京は脆弱であるため適切であるかが疑問である。一方で、アンカーとしての適性がある選手が少ない(ほぼいない)FC東京で2ボランチでポゼッションサッカーを仕込めること自体は良い印象ではある。

SBも現時点で充実しているといえない状況であるため、補強次第といったところか。

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